xenetTV’s diary

ゼネット代表岩佐の話を聞きたい、話したいという場の情報を発信しています。

相談カフェ㏌つながりの杜

随分前ですが、
駆け出しの私には衝撃的な起業相談がありました。
「この空き店舗で何かできませんか?」というお題です。
お父さんから譲り受けた空き店舗を使って
何か自分で商売がしたいというご相談です。
というのも・・・
それまで自分には「これをやりたい。どうするか」という相談や「これをやっている。どうすれば売上アップできるか」
という「How」の相談がほとんとで、
「What(何を)」の起業相談は、初めてだったからです。
よく考えれば、
店舗型フランチャイズはその為にあるようなもので
ノウハウもすぐに買えますので非常に便利です。
「その地域に必要なものを提供」
すれば、(おそらく)成功します。
逆を言えば「必要ない」ものは
どんな優秀なフランチャイズでもうまくいきません。
地域によって「差」があるのです。
当たり前ですね。
その地域を
見極める方法としてのひとつの指標が
「所得層」です。
その地域にどのくらいの所得の方が
住んでいるのか?それに合う事業なのか、
まずは見極める必要があります。
(あくまでもひとつの指標)
ちなみに、以下は名古屋市全16区の
年収700万円以上の世帯数比率です。
天白区25%
昭和区25%
瑞穂区24%
千種区24%
名東区24%
東区23%
緑区22%
熱田区19%
守山区16%
西区16%
中区16%
南区14%
北区13%
中村区12%
中川区12%
港区11%
港区で店舗をやるのに
単価の高いイタリアン料理店はどうなの?
ってことです。
とてもシンプルな話ですが、
「地域を知る」上では「所得層」は大事な指標です。
そんな感じ。
PS・・・
もちろん、今でも「How」の相談が多いですが、
空家・空室が増えているので
「What」の新規事業・起業相談も増えました。
古民家シェアスペース「つながりの杜」で
「相談カフェ」をやります。毎月1回だけですが、
起業のこと、古民家再生のこと、お話しましょう!
 
 

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